2010年 10月 25日
ハートロッカー
「ハートロッカー」を観ました。
「ハートロッカー」とは、アメリカ軍の隠語で「苦痛の極限地帯」「棺桶」を意味するそうで、それもそのはず、爆弾処理班のお話。
2008年のヴェネツィア国際映画祭、トロント国際映画祭で上映。第82回アカデミー賞では9部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、オリジナル脚本賞、編集賞、音響効果賞、録音賞の6部門で受賞した名作だけあって、爆弾処理の臨場感や、主人公の描写などもなかなかのモノでした。
戦争映画であることは間違いないけど、バンドオブブラザースやプライベートライアンのようなゲリラ戦ではなく、あくまでも9.11以降のアメリカとイラクとの確執が生み出す現代戦の物語。
なので、血みどろの銃撃戦や、腸が腹から出ているなどというようなエゲつない描写はなし。
アメリカ軍の圧倒的な軍事力を垣間見つつ、イラクのテロたちの根深い怨念を感じる映画でした。
やっぱり「ハマー」ってこういう場所で大活躍する車であって、決して街中で乗る車じゃないな~ ^-^