飯盛山ハイキング

嫁さんが発熱。
大掃除の疲れにウィルスが便乗したのかな。
今日はゆっくり休んでもらいます。

年末なので、大型ショッピングモールなどはどこも混んでるやろうし、府営の大型公園などは職員の関係もあって概ね29日をもって休園中。

じゃ、いくか!?
DS家登山家計画の基本精神 「何はともあれ山へ行け」
JR学研都市線沿線に住んでるんだから、その辺を狙っていくことにしました。

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JR学研都市線「野崎駅」近くにある慈眼寺まではクルマで20分
ココから飯盛山(標高314m)の頂を狙う計画。
ネットで調べると結構キツイらしいが、距離的には狙えるかな?

まずは慈眼寺の駐車場にクルマを停めて、野崎観音が待つ境内まで早速登り階段。
 ◎サクラ:「しんどーい」
 ◎ダイボン:「このかいだんのぼったらお菓子もらえる?」
早速の屁タレ発言連発でしたが、今日もエサはお菓子。
んでもってハイキング途中のエサとして森永キャラメルを用意してます。 ^-^

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初詣の準備が着々と整っている様子。
来年は自分の年か~。

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慈眼寺の横からハイキングコースがスタート。
これが噂どおりのキツいコースでした。(涙)

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見晴らしの良い展望台でお昼ごはん。
かなりポカポカして気持ちよかった。
子供たちもご機嫌でした。

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急な階段をズンズン登って30分くらい歩き続けたあとに見つけた看板を指差すダイボン。
「もうここ?」
違うよ、今はE、めざすはKで、そこからの折り返しコースだよ。
今日はいきなりの階段地獄で少々ヘタリ気味・・・・・大丈夫かな??

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いやぁ、もうほとんどが急な階段。
途中の池のほとり道を除けばずっと木の階段がズラリ。
ゆっくり休み休み登っていきます。
歩幅が小さいダイボンは階段が苦手。 ^-^:

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森永キャラメルで引っ張るのも少々厳しくなってきた。
最後の最後はダイボンを背負ってのハイキングになったけど、この時点でサクラもさすがにもう限界の様子。
ということで、上記の地図、K地点に程なく近い場所で今日はゴール。
我が子ながら2人ともよく登ったと思います。
それくらいキツいコースだった。

それもそのはずで、飯盛山は戦国時代の山城跡として著名なところで、1348年の四条畷合戦時は、一時的に足利軍の戦術拠点となったところだそうです。

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帰る道はなぜか足取りが軽くなる子供たち。
お菓子~♪ お菓子~♪
「お菓子制限制度」は子供にとって良い事だらけのような気がします。

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落ち葉の絨毯を踏みしめながらの家族3人だけの濃密な時間。
いろんな会話をしながら、くじけそうになる子供たちを励まし、おだてて、誉めて、ハイキングは続いていく。そんな時間が妙に楽しい。この子達が中学校くらいになれば、こんなハイキングには付き合ってくれなくなるんだろうなぁと思うと、今この一緒に山に居る時間がとても貴重な時間に感じてきます。

見たことのない木の実や、変わった形の落ち葉や枝との戯れなど、子供たちの自然への好奇心や発想力の逞しさに親としてはいつも感心させられる。作られた遊びじゃなく、こうして自分達で自然の中から見つける遊びを体験することで、幅の広い人間になるための土台作りの一助としてあげたいと思う。

そういう意味でも、自然の中で見つけた子供たちの発見には、それがどれだけ小さなものでも、真剣に向き合って、感動してあげるよう努力しています。

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子供たちの顔がいつもよりも逞しく見える。
険しい道を上り下りする足取りが以前よりもしっかりとしてきました。

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こうして、およそ4キロのハードなハイキングは終了。
所要時間は3時間半。途中何度も休憩を挟んだものの、ほぼ3時間歩きっぱなしという、6歳と3歳の子供には少々コクな一日となりました。

まぁ、今日はヤマブドウの実を摘んで食べるという経験もできたし、この年末の1日の経験が後のこの子達にとって何かのプラスになればいいなと思います。


帰ってから、嫁さんが作ってくれたカレーの食べっぷりが異様でした。 ^-^
やっぱり最大の調味料は運動と空腹やね~。
by ds-kyo-saku-dai | 2009-12-30 23:56 | ◇家族あれこれ | Comments(0)