2008年 01月 30日
坂の上の雲
『坂の上の雲』
昭和43年(1968年)から47年(1972年)にかけ、4年3か月にわたって産経新聞夕刊に連載され好評を博した作品で、司馬遼太郎が、明治という時代に立ち向かった青春群像を、10年の歳月をかけ渾身の力で書き上げた壮大な物語
このノンフィクションな物語を読み始めて1ヶ月余り
早く読みすぎて終わってしまうのが惜しいくらい面白い。
全8巻、ただ今6巻の終わりのほうだけど、寝る間を惜しんで読んでます。
これ読んでると、日露戦争時代の日本人の凄さを感じずにはいられない。
昨年末に旅順、大連、203高地に実際に行った経験が、凄く臨場感を持たせてくれる。
英雄として称えられている乃木稀介。
実は何千人もの日本兵を無駄に殺してしまっていたのか・・・・初めて知る事実。
うちの部長が僕に対して
「日本人であるなら、一度読んでみるべきであり、読んで司馬遼太郎の考えに合わなければ途中で止めたらいい。」
と言った意味がよく分かる。
今の自分があるのは、この時代に日本のために命を落とした1万5千人と、機転を利かせて強大なロシア軍を破った人達のおかげだなぁと痛感する作品ですわ。
名将、東郷平八郎
トップの統率力は重要だ。
特に戦争になれば、その判断のミスは部下の命に直結する。
橋下知事にもその統率力があればいいですが・・・・。
閉館時間ギリギリに行ったので時間に余裕が無かったけど今度は朝一から行ってみたいなと話してたがあれから行けずじまい
是非一度行ってみてください